こんにちは!ふじもん@パレスチナ自治区でございます。
 
長い長い対立が続いている、イスラエルとパレスチナ。今日はエルサレムを離れて、パレスチナ人の自治が認められている「パレスチナ自治区」に足を運んできました。
 
僕の最終目標は「世界平和」なんです(笑)。だから、このイスラエルの紛争の問題は僕にとってとても関心のあるところなんですね。
 
イスラエルという国はパレスチナに建国されたユダヤ人中心の国家なのですが、イスラエルの建国以前にはアラブ系のパレスチナ人がすでに住んでいました。結果的に言うと、パレスチナ人はユダヤ人に追い出された形になるんですね。ですから当然、パレスチナ人とユダヤ人の対立構造が生まれてしまったわけです。
 
ここにはとても長くて複雑な歴史背景があるので、とても一言で説明することはできませんが、現在ではユダヤ人中心のイスラエルという国家と、パレスチナ人の自治が認められているパレスチナ自治区に分けられています。2012年の11月にパレスチナは国連にて「オブザーバー国家」としての承認を受けました。
 
そしてこのイスラエルとパレスチナ自治区の間には、なんと双方を隔てる「壁」が築かれているんですね。パレスチナ自治区はヨルダン川西岸地区とガザ地区の2つに分けられるのですが、この壁はヨルダン川西岸地区に建設されています。総延長703kmのうち、すでに408kmは建設が終了したそうです。
 
写真を見ていただくと、ただの工業団地の壁のように見えますよね。とんでもない、これがあの有名な「分離壁」なんです。
 
この壁には、たくさんの平和を求める壁画が描かれています。これを絵と見るのか落書きと見るのか、人それぞれかもしれません。しかしこれらの絵には、非常にメッセージ性が高いものがいくつもあります。
 
イギリスの芸術家バンクシーは2005年にこの壁を訪れ、9枚の壁画を残していきました。彼はこの壁画を作成中に何度もイスラエル兵に銃を向けられたそうですが、最期まで屈することなく完成させたそうです。
 
僕も今日この壁画を目の当たりにして、心に感じるものがたくさんありました。この壁の向こう側はイスラエルであり、今でも殺し合いが続いている。僕たちはこの現実を知ることで、何ができるのか。何を変えることができるのか。
 
日本という国は本当に平和なんですよね。それは素晴らしいことなんですが、それに甘んじることなく、世界に目を向けなければならないと強く感じました。特に若い世代の皆さん、目を向けましょうね!
 
ふじもん