お疲れ様です!ふじもん@南アフリカ・ケープタウンでございます!
 
ケープタウンと言えば、やっぱりあの喜望峰!なのですが、実はまだ行けていないのもので(笑)、喜望峰ネタについては後日ぜひ!ご報告致します!
 
え〜と、ということで、今日は大事な社会のお話を・・・。
 
皆さんは「タウンシップ」という言葉をご存知でしょうか?タウンシップとは、ザックリ言えば「植民区画制度」という意味なんですが、南アフリカにおいては、アパルトヘイト(人種隔離政策)の下で特に黒人たちが強制的に住まわせられた地域を指します。
 
しかしこれは黒人に限らず、カラードと呼ばれる黒人と白人の混血や、アジア系などの黄色人種も含まれるんですね。つまり、アパルトヘイトの政策では、白人以外の全ての人種はこのタウンシップという地域に強制的に住まわせられ、白人とは隔離させられていたということなんです。
 
今日僕は、そんなタウンシップを訪問して来ました。良いのか悪いのか分かりませんが、いくつかのタウンシップは、今や観光名所の1つとなっているんです。
 
実際に黒人たちが住む部屋も見せてもらったのですが・・・狭いですね。1〜2枚目の写真が部屋の写真ですが、ここに1つの家族が住んでいるそうです。外も古びたアパートいった感じで、やはり綺麗ではないですね・・・。
 
しかしこれらの住居はまだましな方で、最後2枚の写真を見て下さい。完全にバラック小屋です。このような住居も一面に広がっており、まるでケニアの首都ナイロビのスラムのような状況でした。ここに何万人もの黒人が今でも住んでいるのかと思うと、胸が痛みます・・・。
 
しかしそうは言っても意外だったのが、人々の明るさ。アフリカ流ビールのバーにも行ってみたのですが、みんなが巨大なビールを回し飲みし(僕もいただきました!)、呪術者のお店があったり、教会ではゴスペルをみんなで歌っていたりと、その生活の様子は楽しそうにも見えました。
 
他にも大型のスーパーマーケットがあったりバスターミナルがあったりと、もはや完全に街になっているんです。不思議なものですね・・・。
 
このタウンシップはケープタウンの街中からそれほど遠くないんです。しかしケープタウンの中心部は白人中心の綺麗な街が広がっており、僕は正直この格差に憤りを感じずにはいられません。
 
アパルトヘイトが撤廃されて約20年の月日が経ちますが、まだまだ南アフリカには課題が多くあるということでしょうね。しかしそれでも南アフリカは確実に前進をしているという話を聞きますし、今日このタウンシップを訪れたことで、僕はさらにこの国に興味を持ちました。限られた時間しかいられませんが、出来る限りのことを吸収していきたいですね・・・!
 
ふじもん