こんにちは!ふじもん@ケープタウンでございます!
 
ケープタウンにやってきて今日で5日目。この街は、というかこの国は深いですね。白人と黒人が共に歩みつつも多くの問題を抱え、しかしそれでも確かな進歩を見せている。勉強不足の僕には分からないことばかりなのですが、もっとしっかり勉強したいですね!
 
そんな南アフリカを語る上で、絶対に忘れてはならない人物がいます。昨年亡くなられた偉大なる人物と言えば?ご存知の方も多いと思います。
 
そう、ネルソン・マンデラ氏ですね。彼は南アフリカで初めて民主的に選ばれた大統領で、ノーベル平和賞の受賞者でもあります。アパルトヘイトとして知られている南アフリカの人種隔離政策に反対する闘争活動のために、なんと27年間を刑務所で過ごしたんですよ。信じられないですよね。
 
そんなマンデラ氏が収監されていた刑務所はどこかというと、実はある島に収監されていたんです。そこは島そのものが刑務所になっているという恐ろしい場所だったのですが、今は刑務所は廃止され、観光名所となっているんですね。
 
そこはロベン島といい、ケープタウンの港から約14km、ボートで30分ほどで行ける場所にあります。先日、僕はこの歴史的にも政治的にも重要な場所をこの目で見たく、足を運んできました。
 
ここはまさに「刑務所」ですね。綺麗に整備されてはいますが、やはり一種独特の雰囲気がありました。島からはケープタウンのテーブルマウンテンが臨めるのですが、それも近くて遠い遥かなる地・・・。ここに27年間も収監されながら、その不屈の心で人種差別撤廃を叫びつつけたマンデラ氏の魂には本当に心を打たれます。
 
島では単独行動はできず常にガイドが一緒にいるのですが、実はこのガイドはかつてこの刑務所に収監されていた人たちなんですね。ロビン島は主に政治犯が収容されていた黒人専用の刑務所島で、1959年の開所から1991年に最後の政治犯が釈放されるまでの約30年間に、延べ約3000人の政治犯が収容されたといいます。
 
そのような人たちの血と汗と努力があって、今の南アフリカがあるんですね。まだまだ問題の多いこの国ですが、問題のない国なんて存在しません。白人と黒人の共生に向けて、ぜひ新たな一歩をこの国から示してほしいと心から願うばかりですね・・・!
 
ふじもん